仕事をしているとしばしば強いとか弱いとか議論に出てくるものにリーダーシップがあります。
自分自身ももっと強いリーダーシップを持つ必要があるわけですが、皆(フクムラの社員)にも強いリーダーシップを持っていただきたいと願っています。
それは何故かというと、やはり強い会社、皆にとって良い会社でありたいと願うからです。
そうすると、会社は常に力強く日々を営み、変革され、現状を打破し、進化し続けていかねばなりません。
それが何によってもたらされるのかと言えば、他の誰でもない我々のリーダーシップによってもたらされるものです。
ですから今回はこのテーマについて書いていこうと思います。
リーダーシップとは何か
読んで字のごとく解釈するならば、リーダーシップは「旗を掲げる」こととなるでしょう。
「旗を掲げる」とは一体何なのかと言えば、個人レベルの狭い範囲のリーダーシップであれば自分自身の目標を持つということであります。また組織内でのリーダーシップであれば、皆を巻き込み成し遂げる目標を掲げるということになります。
そして、それらの旗を掲げるのは常になんらかの現状を突き破るためです。
勘違いしてはいけないのは、リーダーシップとはリーダー(長)にだけ求められるものではないということです。
会社の上席になればなるほど、強く優れたリーダーシップが要求されるということは自然なことです。しかし本来、長というのは役割のことであって、高い役割の人は高いレベルのリーダーシップが求められるというだけのことです。これは職席のない人がリーダーシップを持つ必要はないということではありません。
リーダーシップとは、人間の内面の決意や覚悟に存するものであって、それは職席に関係なく、その問題を解決するために必要と考えたなら買って出る。あるいは誰かに委託を受けて、その解決に必要な周囲の人々を巻き込み、引っ張っていくことです。
ゆえに企業も国も強いリーダーシップを持った人物を欲します。
ゆえにだれであれ、決意と覚悟を決めてリーダーシップを発揮する人物を企業は特に大切にしなければなりません。