(前回から続き)
前回の記事:日々の雑感:値決めは経営だ①
それで何が言いたいかというと、実はこれ新米営業マン宛に書いているメッセージなのです。
「値決めは経営」な訳ですが、新人であれ営業マンは価格決定という領域に触れない訳にはいきません。
だからこそ言いたいことがあります。
第一に
「先輩たちがやってきたことには何かしら意味、理由があるのだということを前提にしてください」ということ。
それから、
「レールを外れる前に、そこにある意味、理由をしっかり把握する努力をしなさい」ということです。
意味を知っていようがいまいが、勝手なことをやれば元々あった微妙なバランスを壊してしまう。
だからまずは先輩がやってきたことを敬うべきです。上長に相談のうえ価格決定をしていくべきです。
価格は生命の尊厳に関わるものです。
知りませんでしたではすみません。
レールから外れたことをするのは、先人たちのなぜを本当の意味で理解したあとでも遅くないでしょう。