部下に関心を持ち続けることが大事だよと書いてきた。
部下の棚卸①、②と「成長段階に合わせた対応」である。
実は部下の一人一人に神経を張り巡らせることは、
人数が多かったり、働く場所が色んなところにまたがっていたりすると把握しづらくなってくる。
そんな時に大切なことは、キーマンを設定し、そのキーマンとの意思疎通レベルは最大限にしておくこと。
通常キーマンは、職責に応じた設定になるだろう。
例えば部長の場合
部長であればキーマンは各所長になる可能性が高い。
これは、所長が各拠点の中で一番影響力の強い人物であるはずだからである。
よって所長が
①前向きで挑戦的なスピリットの状態であり
②向かおうとする方向性と、その具体的アプローチが的を射ていて
③歩みを止めてしまうような困りごとがない状態であれば、
拠点内の一人一人は概ね良好に動けているはずと想定する。
また、組織が健康的な状態ならば、諸処の問題が発生していたとしても
人体のように免疫機能も健康的に働く状態であると考える。
キーマンである所長との意思疎通のレベルは常に高くしておき、
所長との会話の中から、所長の人物像をイメージし、拠点内で起こっている問題の状態、
皆の士気の高さ、倫理性などから拠点経営が概ね健康的であるかをイメージし続ける。
次に、拠点に行ける時や、拠点内の部下と話しをする機会に、自分のイメージとの
ギャップを整理し直し、気を付けておくべきことや意識を向けてもらう方向性を想い描く。
追記・・・
キーマンを設定するから、他の部下に関心を持たなくていいって意味じゃないよ。
時間も能力も制限のある人間が、その中でどうやったら良いかを書いただけで、
如何に物理的限界があっても、関心を示せない責任から上司は逃れられるものではないと考えるべきです。
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