福井、京都、滋賀、兵庫4県で
仮設レンタル事業とシステム足場請負事業を営ませて頂いておりますフクムラ仮設です。
前回の協力業者さんと一緒に勉強しました②の続きです。
3時間目は…これからの10年を見据えて、日本の建設業はどうなっていくのか。
自分たちはどうなっていかないといけないのか。
今は比較的賑わいを見せている建設業ですが、
10年前と比べるとかなり様相が変わってきました。
住宅着工戸数はだんだんと確実に減少しています。
そうかと思えばベビーラッシュ世代に大きく進んだインフラ整備を
なんとかせねばならないという日本の課題が今後は更に浮彫になってきそうです。
そして建設業の問題と言えば、担い手が完全に不足しています。
商売の基本が社会の困りごとに応えることや、
社会の要求に応えることであるならば、
そこに今後の活路が見いだせるように思います。
また、合わせて住宅用の足場は体力勝負なところが大きい為に
高齢になった職人の仕事をどのように作っていくかは
我々の長い間の課題でもありました。
そのように数々の問題があっても、
変化することを厭わなければ活路は見いだせると考えています。
ただし変化を起こすためには、営業も職人も資材管理部門にも
チャレンジスピリットとリーダーシップを持った人材が必要で、
連携するチームワークが必要です。
だから「お互い協力し合って良い未来を創っていきましょうね」
といった趣旨の内容です。
4時間目は…建設業の社会保険未加入問題に対する動き
5時間目は…節税について
今年から個人事業主になった人もあるので、
売上と経費を証明する領収書の役割から話を始めまして、
簡易課税制度、青色申告の税制上のメリット、
小規模事業主共済制度について話しました。
まとめとして…
20年前の職人さんであれば、
勉強会というとあまり積極的ではない人が多かったように思いますが、
現代はちょっと変わっていまして大変喜んで頂きました。
「子方とのコミュニケーションに悩んでいる。」
「予定納税などのキャッシュポイントの知識が欲しい。」
「法人設立は考えたほうがいいのか。」など
次回勉強会で扱ってほしい内容もヒアリングしましたので、
これを活かしていきます。