フクムラで働く皆さんもお客様に次のような商品やサービスを提供してはいけないということは知っているでしょう。
・噛み合わせが悪いクランプ
・錆びついて強度に不安のあるアンチ
・ジョイントが繋げにくい枠
・商品間違いや数量間違い
相手がお客様であるならば、完成された商品・サービスを提供するのは当たり前のことですし、お客様に対して心配りをしていくのは当たり前のことです。
しかしそれと同様の気持ちで社内や協力業者の方にも完成された仕事を渡さなければならない。後工程はお客様と考えていきましょうというのがQC的ものの見方・考え方です。
例えば足場の施工をしてくれている協力業者の皆に対して、わかりやすい地図、わかりやすい施工指示書を書くように心配りができていますでしょうか?
センターのスタッフは協力業者をお客様のように捉えて、現場で困らないように製品の整備をすることができているでしょうか?
協力業者の皆さんはセンタースタッフのことをお客様のように考えて、配慮のある資材の引き上げ方ができているでしょうか?
社内で回覧する報告書は、相手にとって解りやすいものとなるように配慮されていますでしょうか?
後工程をお客様と捉えることで日々の仕事は円滑になり、ミスが減り、結果的に本当のお客様に届く仕事の質もよりよくなっていく。
当たり前のことですが、当たり前とあなどらずフクムラの皆が合言葉のように使えるほど浸透すれば、フクムラはもっと仕事が楽しく働きやすい会社になるでしょう。