さて当社は決算時期が2月末です。
少し早いのですが、気持ちとしてはお盆休みが半期の節目となります。
上半期を振り返りますと、今年はコロナウィルスの話題抜きには語れません。
まだまだ世界規模で感染拡大が続いています。
ワクチン開発は計画通り進んでいるようですが、どこまで拡大するのでしょうか。
この6ヶ月間は感染拡大防止、雇用安定のための助成金、運転資金の確保など応急処置のような対応に追われました。
ホテル業や観光業に比べれば影響の少ない建設業ですが、やはり影響は顕著になってきました。
当初は建設設備の輸入品が入ってこなくなって工事が滞り、
やがて計画段階の工事がなくなり、例年の同時期に比べて仕事量は減少しています。
おかげさまで、ここ数年は仕事に追われて忙しい日が多かったのですが、状況は見事に一転しました。
しかし人のたくましさもコロナに負けてはいません。
当初は、休業にテレワークと場当たり的な対応に追われていた企業たち。
最近では、コロナによって変化した環境下で生きる為の活動をする会社が増えたように感じます。
当社も下半期はそのような活動がして行きたいと考えています。
既に来年も仕事量は大きく減少すると予測する人も居ます。
ホテル業、観光業、製造業の多くが打撃を受けていますから消極的にもなるでしょう。
それでも何年か先に2020年を振り返って、「コロナのせいで…」と思うんじゃなくて、
「コロナのおかげで…〇〇できた!」と言ってやりましょう。
まずは当社に根差す皆が生活できるだけの仕事を確保することが目標です。
そのためには新たな挑戦も必要です。恐れず進もう。
予測していない状況になっても、今期のうちのテーマは「勇躍前進」ですから。